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2012年5月16日 (水)

椎名佐千子デビュー10周年記念対談

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デビュー

鈴木:しばらくぶりだね、元気だった?

椎名:はい、元気でした。
昨日も「長良夜桜演歌祭り」でデビュー曲を唄ってきました。

鈴木:で、今年がデビュー十年目。
早いね、さっちゃんって、まだ子供の感覚なんだけど。
一番最初に会ったのはいつかな…

椎名:十四歳の時に出場した、パナホームカップ第五回決勝大会ですね。

鈴木:優勝したんだ。

椎名:エントリーナンバー三番で東京代表でいきなり優勝しました。
当時の映像を今でもたまに見るんですけど、優勝発表の時のリアクションが凄く薄くて、名前を呼ばれてても実感出来なかったのを覚えています。
家族も、優勝してるのに「ヨッシャー」とかすればよかったのに、って言うんですけど胸が一杯で何も出来なくて。

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鈴木:その時は中学何年生だったかな?

椎名:中学二年生です。

鈴木:審査員は覚えてる?
そうそうたる人達だったんじゃないかな?

椎名:そうですね。
船村徹先生から賞状を戴きました。

レッスンに通う

鈴木:それをきっかけに、僕のところにレッスンに来るようになったんだね。

椎名:中学三年の時です。高校生の時は六本木の先生の事務所に通いながら卒業しました。

鈴木:最初はおばあちゃんと一緒に来ていたね。

椎名:レッスンの間、おばあちゃんはお買物をしていて終わったら千葉の旭まで一緒に帰りました。
先生には歌以外にも色々教えて頂くことが多かったです。
実は、当時ルーズソックスが流行っていて、校則では大丈夫だったので履いていたんですが、鈴木先生には注意されたので東京駅で履き替えて帰っていました。
「鈴木先生ごめんなさい!」って思いながら…

鈴木:デビューは高校卒業してからだった?

椎名:はい、卒業した翌年です。

鈴木:デビュー前には色々注意したね…

椎名:ピアスと化粧、それと髪の毛のカラーと爪ですね。
「目標、夢があるのにちゃらちゃらするな。」って注意されました。

鈴木:そういう子は六本木にはざらにいるけど、夢があるんだからそんなことは止めなさいって言ったんだけど、「うるさいな」って思ってたんだろうね。

椎名:流行ってるのにと思いましたけど、後から考えると確かにそうだなって思い直しました。

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鈴木:それから真っ黒になって来たことがあったよね。
これからデビューするのにそんなに日焼けしてはダメだって注意したね。

椎名:その時ボディボードを始めていて朝から晩まで海に入っていたんです。
日焼けが流行っていて、休日に海に行ったり日焼けサロンに行ったりしていて。

鈴木:そうなんだ。それで焼けていたんだ。
小さい頃からレッスンに通っていたのは田川寿美とさっちゃんだけだったけど、こんなに厳しくうるさく言ってデビュー出来なかったらどうしょうとか思っていたよ。

椎名:先生に「次はさっちゃんのオリジナルだから」って言われた時、最初はピンとこなかったけど自分の曲だ!って実感が湧いたら凄く嬉しくて帰りにおばあちゃんに報告の電話をしたのを覚えています。

鈴木:実はね…、歌は上手いけど高校卒業したばかりの田舎の女の子が本当にデビュー出来るのかなって思っていたんだよ。
スタジオで写真を撮るまでは全員が本気でデビューさせようとは考えていなかった。
でもその時から輝き出したよね。
写真を見た時「えー、これさっちゃん?かわいいね…。
これならいけるんじゃない!」って、それからだよ、話がトントンと進んだのは。

椎名:私もそれまでは半信半疑でした。
でもプロのヘアメイク・カメラマンが自分の為に付いてくれて、頑張ろうと思いましたね。

軽井沢で…

鈴木:そのあと軽井沢の別荘で泊り込みの「御意見無用の人生だ」のレッスンをしたね。

椎名:「御意見」のうなりを徹底的にレッスンして頂きました。

鈴木:その時、面白いことがあったよね。
さっちゃんは、洗面所をびしょびしょにしたり「先生が来た」とか言ったりしてたから、悠木が礼儀や敬語を注意してたんだけど。
「先生大変!大変!猿がいらっしゃいました。」て言ったんだよ。
敬語を使わなきゃって思ったんだ?

椎名:思わず出ちゃったんですね。

鈴木:「御意見」はあの頃のさっちゃんに相応しい曲だったよね。
衣装もよかった。

椎名:先生が宝塚みたいなはかまとブーツの案を出して下さったんですよね。
スーツも着たんですが似合わなくて。

鈴木:僕の所に来てから十四年かあ…よく頑張ったね。ご苦労様。

椎名:「霧降り岬」で二十二曲目になりますが、この曲や「恋勿草」はカラオケでよく歌って頂いています。
「女の華祭り」も好きって言う方が多いですね。

鈴木:衣装が洋服になって衝撃的だったよね。

椎名:切ない女心の気持ちを表現するのにイメチェンしたいと思っていました。

今後のこと

鈴木:これからどんな事をやりたい?

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椎名:歌を中心にやっていきたいです。
歌以外では、二月に喜劇の舞台でイワシ屋の娘の役をやったのですが、演技は難かしかったですね。

鈴木:悠木にアドバイス貰えばよかったのに…

椎名:そうですね。コップ一つ置くのも考えちゃって自然な演技が出来なくて。

鈴木:演技を軽く考えてた?

椎名:考えていました。
でもチャンスがあったらまたお芝居やりたいです。

鈴木:舞台だと客席の反応が分かるけどNHKはどんな感じ?

椎名:とても緊張します。
歌謡コンサートの「雪舞い港」の時は、小林幸子さんに「さっちゃん」って声掛けられて余計に緊張してしまいました。「さっちゃん先輩」に「さっちゃん」て呼ばれてすっかり舞い上がってしまったんです。

他には、ちあきなおみさんの歌の世界が大好きなのでそういう歌も歌ってみたいです。
カラオケで「雨に濡れた慕情」とかよく歌うんですけど難しいですね。

鈴木:緊張しないで100%の力を出せるように、今は自分の曲を頑張って精一杯歌うことだね。

地元旭市の様子

地元は震災のあとはどう?

椎名:本当に酷い状態でした。
海沿いがほとんど全壊でした。
避難所の方に少しでも元気になって貰いたくて行ったのに涙が出そうになったりして。
胸が一杯になりました。
少しずつ復興していると思いますが、これからも歌を通じて元気をお届け出来ればと思っています。

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コメント

鈴木先生と椎名さんとの10周年記念対談を先日の「ミュージックジャーナル誌」で拝見しましたが、ブログの皆様にもステキな内容を読んで頂くことができ、うれしいです。14歳から先生の元で学ばれていた椎名さん、だから、先日お会いしました際にも、大変礼儀正しかったのですね。これからも、素晴らしい歌声を聴かせて下さい。

投稿: tomiちゃん | 2012年5月16日 (水) 22時30分

鈴木先生、こんばんは。
先生と椎名佐千子さんの対談をblogに載せてくださって、ありがとうございます。
デビュー10周年。節目を迎えられて、これからますますのご活躍を願っています。
デビュー当時のお話しも、椎名さん、鈴木先生、とても懐かしく感じられたかと思います。
対談のご様子、またゆっくり読んでみますね。

投稿: 小泉 | 2012年5月16日 (水) 23時43分

椎名さん十周年おめでとうございます。デビュー前にもお会いしたこともあり、感慨深いものがあります。大人しいイメージだったのですが、テレビで司会をされていたのをみて、成長されたなあと思いました。夜桜演歌まつりで、私物を競り落としてしまい、他の熱烈ファンに奇異な目で見られたことがありますが、他意はなく、ビニール袋に包んで大切に保管してあります。更に十年先に期待、私自身も。

投稿: 寿美ファン近藤 | 2012年5月17日 (木) 21時26分

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