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2007年10月14日 - 2007年10月20日

2007年10月19日 (金)

『ちあきなおみ物語25』

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『ちあきなおみ物語25』~2人めの「ヒット祈願」(裸坊まつりの日に…)~

1967年の春「伊東ゆかり」を天満宮に連れて行ったボクは「ゆかり、大ヒット!のゲン」をかつごうとその年の暮に、今度は「黒木憲」を秋の大祭裸坊まつりに連れて行った。

           *   *   *

「夜の東京の片隅で」という曲でデビューした黒木はまだ、全く無名の新人と言っても良かった。

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祭に「はだか坊」の一員として参加した「黒木」とボク、それに東芝レコードの制作・宣伝のスタッフ等、東京からの総勢6人

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【写真1】「裸坊まつり」が始まる直前に集合した「東京組」右から2人めが「ボク」、3人めが「黒木」東芝レコードのスタッフに囲まれて…。

この時も、この無名の新人と、東京のスタッフを高校の同級生や、地元の有志の人達が実に暖かく迎えて呉れましたね。

勿論「黒木」の人なつっこい人柄も大歓迎の大きな要因ではありましたが…。

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【写真2】「まつり」は少しずつ盛り上がってますね。前列右から2人めが「ボク」相当「ノッてますね(笑)」

キャンペーン&祭参加の翌年に発売した「霧にむせぶ夜」が何と又、「大ヒット」したんですね。

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【写真3】夜の本番までに、こうして気勢を上げて市内を練り歩く訳です。もう、かなりお酒が廻ってるネ…。

考えてみると、この二人にもボクはかなり「入れ込んで」いたんですね。

この2回重なった、ダブルの「ゲン」を、ちあきなおみにも受け継いで貰おうと、1969年の晩秋に「3度目のヒット祈願」を同じ「裸坊まつり」の日に、又々やったんですよ。

肝心な「ちあきなおみ」の写真は明日になりそう

〜 つづく 〜

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2007年10月18日 (木)

『ちあきなおみ物語24』

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『ちあきなおみ物語24』~防府天満宮・一人目のヒット祈願~

実は「ちあきなおみ」を防府天満宮に連れて行ったのには訳があった。

1967年の春に、まだ売れてなかった「伊東ゆかり」をお詣りに連れて行ったんですが、その年の内に『小指の想い出』が爆発的ヒットしたんです。

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【写真1】天満宮に「お詣り」に行った伊東ゆかりとボクを「防府駅」まで迎えに来て呉れた高校時代の同級生達

ちょっと話が横道に外れますが…
「ゆかり」とボクを迎えて呉れた同級生達は天満宮の「お詣り」だけではなく、万全の態勢でキャンペーンを用意して呉れてた。

           *   *   *

まだ、発売したばかりの「小指の想い出」を、防府市内ではすでに「酔っぱらい」が鼻唄を歌って歩く程の「前宣伝」をして呉れていたんですよ。

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【写真2】拝殿の前で神子(み子)さん達に囲まれた「伊東ゆかり」

「伊東ゆかり」とボクに同行した、キングレコードと渡辺プロダクションのスタッフは、この防府市内の異常な盛り上がりを目(ま)のあたりにして、帰京後、急拠「宣伝会議」をやり直して「宣伝予算」を取り直し、大攻勢を掛けることになったという訳です。

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【写真3】「神子(み子)」と「伊東ゆかり」の撮影風景を遠くから見る「ボク」(右端)若いね!

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2007年10月17日 (水)

『ちあきなおみ物語23』

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『ちあきなおみ物語23』~「ゲン」をかついで"裸坊祭"~

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ボクは何にでも「のめり込む」悪いクセがあって、この素晴らしい出来栄えの「ちあきなおみ」を、何が何でも「大スター歌手」に育てたかった。

           *   *   *

そこで、ボクは彼女を、山口県の『防府天満宮』に連れて行く事にした。

実は、「防府天満宮」はボクの生れた鈴木家が、代々宮司を継いで来たので、ボクの"実家"と言ってもいゝんです。

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           *   *   *

1967年(昭和42年)に、まだ無名の「黒木憲」をヒット祈願に連れて行き、翌68年に「霧にむせぶ夜」が大ヒットした「ゲン」をかつぎたかったから…。

           *   *   *

ふるさと山口県防府市は故郷という事もあって、「ボクの作品」は、市民の多くが関心を持って呉れていたので、「ちあきなおみ」も新人ではあったが、多少は知れていたし…それにあの「ミニスカートと黒髪とブーツ」。

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お詣りに選んだ日は、黒木憲と同じ「裸坊祭」(はだかぼうまつり)の日を選んだ。

註※ "裸坊祭"の正式な名称は「神幸祭(じんこうさい)」Houhu_tenmangu03

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〜 つづく 〜

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2007年10月16日 (火)

「オーディション」&『ちあきなおみ物語22』〜 念願のデビュー 〜

今日も事務所に出てみると「オーディション」応募の封書が来ていた。

エイベックス・"J-more"レーベルのA&R担当のS氏に来て貰って、一緒に試聴。

22日の「最終面接と試聴」用の資料を3人分持って帰って貰ったけど・・・。

スターになれそうな「容姿と歌唱力」が揃った「人材」は、なかなか居ないもんですね。

※今回のオーディションの最終審査は、10月22日(月)、原宿にある「エイベックス・アーティスト・アカデミー」で行うことになりました。

※書類審査と歌唱の審査にパスした人には既に直接お知らせしております。
「飛び入り」の審査は出来ません。

この件のお問合せは、エイベックス・エンタテインメント㈱では対応出来かねますので、
ご了承下さいね。

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『ちあきなおみ物語22』〜 念願のデビュー 〜

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こうして「ちあきなおみ」は1969(昭和44)年の6月にコロムビア・レコードから「念願のデビュー」を果たしたのです。

デビュー曲は勿論、ボク作曲の「雨に濡れた慕情」。

作曲家になってから、こんなに「手塩にかけ」て歌手を育てたことは、ボクにとっても「初めての体験」でしたね。

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「大爆発」とまでは行かなかった「雨に濡れた慕情」だが、それでも20万枚そこそこの売り上げ。(今なら「大ヒット」の枚数ですがね…)

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「ちあきなおみ」の歌唱力を「世に知らしめる」には充分で、コロムビアは僅か5ヶ月後にはセカンドシングルの「朝がくるまえに」を発売した。

〜 つづく 〜

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2007年10月15日 (月)

『ちあきなおみ物語21』長い黒髪

『歌のメルヘン』を初めて訪問した人は、ちょっと面喰らうかもしれませんね。

ボクの勝手な「独り言」が終ったかと思うと、いきなり、『ちあきなおみ物語』の、昨日までの続きが出て来るんだからね。

話の途中からで、訳の判らない人はゴメンね。
その内ホームページに一括して、全編掲載しようと思ってます。

気が向いたら読んでみて下さい。

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…で、ここから
『ちあきなおみ物語21』〜きのうの続き〜

CDの「ジャケット写真」 (ちあきなおみがデビューした頃は、まだレコードだったが…)は、雑誌で言えば「表紙」のようなもの。

お菓子で言えば、『パッケージ』を見ただけで、「食べたくなるデザイン」にしなければ、購買意欲をそそらない。

           ♪   ♪   ♪

そして、新人のレコード歌手を売り出す時は、『ジャケット写真』を見ただけで、「歌手の魅力」と「楽曲のイメージ」を想像して貰えないと、話にならない。
聴いてさえ貰えないのだから…。

           ♪   ♪   ♪

だから『ちあきなおみ』のデビューに当っても、本人の姿を『どう見せるか』が、とても「重要なポイント」であった訳です。

…で、ちあきなおみのデビュー・シングルのジャケット写真については…

コロムビアレコードといつものボク達スタッフ、それに〈業界内の応援団〉も、揃って「ミニ・スカート&ショート・ヘアーがベスト」という意志統一が出来たんだけど…。ただ、いつもは無口で素直な、当の「本人」だけから、長い髪を切り落とす事について「はい判りました」の返事がなく、逆に「イヤです」とも言わなかった。

何となく「歯切れが悪い」様子。

           ♪   ♪   ♪

…で、どうしたかって?

結論を言えば…

作曲家は写真撮影には立ち合わないもの。

でも、出来上がった写真は、ボク達のイメージどおり。

髪の長さは「ショート」でこそなかったが、肩の辺りに掛かって、「ミニ・スカート」にも良く似合ってたよ。

           ♪   ♪   ♪

ただ、吉田氏からの報告だと、「説得するのに、とても苦労した」という話だったけどね。

そこで、今日はもう一度、デビュー曲『雨に濡れた慕情』のジャケット写真と、この時の「ミニ・スカート」と、髪の長さを見てください。

いずれも、コロムビアから発売したレコードの写真から…。

Chiaki1

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2007年10月14日 (日)

『ちあきなおみ物語20』〜 ミニスカート〜

先々週、先週と連続の仕事で休めなかったので、今日も新橋の治療院でマッサージに行ってきた。

今回は、僅か三日おいてのマッサージなので、少しは元気が長持ちするのかな?…と、はかない期待をしておるのですが(笑)

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『ちあきなおみ物語 20』 〜 ミニスカート〜

「芸名」も決まり、「デビュー曲」も決まって、ここからはレコード会社とプロダクションが全力を上げてプロモーションをやる番だ。

ところが「ちあきなおみ」も、「三芳プロ」も、全く無名の状況。
果たして、どんなプロモーションをやれば効果が上がるのだろうか?

それでも、幸いなことに「凄い新人が出るらしい!」という噂が拡がってもいたし、前にも書いた「フジテレビ」の千秋(せんしゅう)氏、同じく「フジ」の白鳥プロデューサーも乗って呉れて、この辺りの人達は、デビュー前から、もう完全に「ちあき」の味方!

誰が言うともなく「ジャケット写真は絶対〈ミニスカート〉…」ということになった。

〜 つづく 〜

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