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2007年9月9日 - 2007年9月15日

2007年9月15日 (土)

「ちあきなおみ物語4」

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〜ちあきなおみ物語 4〜

毎週2回、月8回のレッスンを、彼女は1度も休まず、1年半の間、通い続けた。

彼女はボクの「猛特訓」と、「約束」を守ることで、見事にポップス系の歌が歌える歌手に変身して行ったんだよ。

こんな努力をした賜物で今、皆さんから「ちあきなおみは素晴らしい」と言って貰える素敵な声と歌唱力を身に付けた訳ですよ。

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デビューの後、ボクの実家「防府天満宮」にヒット祈願の参拝。
神妙にお参りをするボクと「ちあきなおみ」

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お参りのあと、境内の露天で「綿飴」をしゃぶるボクと「ちあき」

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2007年9月14日 (金)

「ちあきなおみ物語3」

今日は学院のレッスン日。

12:30から"Lisa"、2番目は「入山アキ子」。(二人とも、このブログではおなじみの名前だね)

レッスンの間に「飛び入り」で20才の女の子がオーディションを受けに来た

ボクのホームページの「急募!!女性歌手緊急オーディション」を見て履歴書と本人歌唱のCDを持って来たというので、急拠、面接しちゃった。

           *   *   *

こゝ数日、ホームページの「急募!!」をみて、応募して呉れる人が多いけど、すぐにデビュー出来そうな逸材は、なかなか居ないもんだね。

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~ちあきなおみ物語 3~

瀬川三恵子(後の「ちあきなおみ」)のレッスンは次の週から始まった。

ボクは彼女の「天性」を壊さないよう注意しながら、猛烈な発声練習を繰り返した。

彼女の力強い発声とバイブレーションは、ある一面では武器ではあったんだけど、ボクは敢えて「ハスキー」なストレート・ボイスを教え込んだ。

「ジュリーロンドン」(1950~60年代にアメリカで活躍したハスキーボイスのジャズシンガー)の歌を聴かせて、「こういう歌い方を憶えようよ。英語の意味は判らなくても、心に沁みるだろう?」と言うと、「はい!いゝですね。頑張ります…。」相変わらず、ポツポツと小さな声で答えて来る。

あくまでも「オトナシイ」。控えめな、そしてペースを崩さない「瀬川三恵子」くんであった。

ジュリー・ロンドンの他に具体的なレッスン曲は西田佐知子が歌った「アカシヤの雨が止むとき」「東京ブルース」「女の意地」などで、どれも典型的なストレートボイスで歌ったもの。

           *   *   *

その他に、ボクが最も厳しく約束させた事は「これから一年間、絶対に演歌を歌わないこと!」であった。

- 続く -

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2007年9月13日 (木)

曽根由希江レッスン&ちあきなおみ物語2

今日は、au by KDDI のCM「誰なの?」を演じてる、ゆっち(曽根由希江)くんがレッスンに来たよ。

夜は彼女が所属している尾木プロのT氏と、CD発売を予定しているレコード会社のM部長とで会食することになっている。

           *   *   *

彼女は週2回のbayFMや、B.Sフジの仕事などの報告を詳しくして呉れたので、ボクは「歌の事を忘れてしまわないように」と話しておいた。

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ちあきなおみ物語-続き-

彼女の歌う「兄弟仁義」は、コブシがクルクルと廻った不思議な雰囲気の歌になっていた。

ボクが「オモシロイじゃないですか!歌唱力ありそうだし…」と言うと、坂田部長は「そうなんだけど、今の時代にこんなコブシの廻った演歌じゃ、とてもデビューさせられませんでしょ?」…と、少し福島訛りの混った、しかし穏やかな口調で笑いながら、彼女とボクの顔を交互に見た。

(この頃は長く続いていた「演歌時代」が終わって、ボクが曲を書いていた伊東ゆかり小川知子。それになかにし礼さんの詞、鈴木邦彦さんの曲を歌っていた薫ジュンや、奥村チヨなどが歌う『ポップ系の歌謡曲全盛時代』だった。)

           *   *   *

坂田部長は続けて…
「そこで、先生。先ずこの子のコブシを取って下さいョ。ポップ系の歌が歌えるようにして呉れませんか?」という話になった。

ボク「うーん…。このコブシを取るんですか?こりゃ大変ですね(笑)」

坂田「1年でも、2年でも先生にお預けします。先生から"OK"が出たら、その時点で、デビューさせますから。」

ボク「判りました。やってみましょう!」…という事で話はまとまった。

           *   *   *

ところが、これは後から判ったのだが、彼女は小さい頃、ジャズポップスを歌って「米軍キャンプ廻り」をやっていたんだそうな。

その後、演歌を歌ってドサ(地方)廻りの仕事をしていたそうだから、その時に「演歌のコブシ」を強調して歌う癖が付いてしまったのだろう。

- 続く -

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2007年9月12日 (水)

歌謡コンサート田川寿美&ちあきなおみ物語

きのう、夕ごはんを食べながらテレビを観てたら、NHKの「歌謡コンサート」をやっていた。

「出会いと別れの港町」という番組のテーマだったので、森進一鳥羽一郎大月みやこ…と、ベテラン歌手の人達が歌っているのを聴きながら、このテーマじゃボクの作品なんか出ないなと思って箸を動かしていたら、突然、田川寿美の顔が出た。

「あ、"トシミ"が出てるんだ」と言ってたら『哀愁港』を歌いだした。

「なんだボクにも"港の歌"があったんだ」という感じで、変な納得(なっとく)。

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そこで、軽井沢の花火大会を見ている「トシミと我が家族」の写真を披露しましょう。

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左から、トシミ、次女、妻、ボク。
この表情をみると、デビューしてから2年目ぐらいかな?

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「お待たせしました!ちあきなおみ物語」

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昭和43年の春、赤坂のマンションにあったボクの事務所にコロムビアレコードの坂田部長から「ちょっとお会いしたい」という電話があった。

コロムビアとは「目と鼻の先」程に近い距離だったので「いゝですよ。」…と答えてから5分後にはもう、部長と背が高くて(当時としては)髪の長~い女の子が玄関に立っていた。

「この子は実は、オーディションを受けに来た子なんですが、即デビューという訳には行かないので、先生が鍛えて呉れませんか?」

ボクの質問に、「瀬川三恵子」という名前と「髪の毛は赤ん坊の頃から切ってないので、伸ばしたらお尻より下迄行っちゃいます」…というような話をポツポツと、あまり人馴れしてない感じでおとなしく答えるのがとても印象的だった。

ボク「何か歌ってみて呉れない?」

瀬川「じゃあ、北島三郎さんの"兄弟仁義"を歌います」

ボク「え?男の歌だけどいゝの?」

瀬川「はい!大好きなので」

ボク「なら、まぁいゝや。歌ってごらん」

という「やりとり」の後、歌い出したら…。

瀬川「親の血を引く~ぅ、兄弟ぃ~よォり~ぃ~は~」

…と、来た。

つづく…

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【写真】
後列左から、ボクが元・勤務していた「三田尻女子高校」の教頭、ボク、そして女子高の理事長、前がデビュー直後のちあきなおみ。
(理事長さんのお宅が写真スタジオだったので、「先生と一緒にガンバッテね!」…と、記念撮影)

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2007年9月11日 (火)

女泣かせ!?

実はボクのホームページで募集中の”プロ歌手をめざす女の子大募集”「緊急、女性歌手オーディション」に、昨日4人の女の子が応募して来た。

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その昔、ボクの学院で歌の勉強をしていた「元弟子」が現在、プロダクションを経営しているのだけど、その彼が4人を引率して来たワケ。

4人の中の一人が、とてもいい歌を歌って呉れたので、仮採用して、とりあえず今週から特訓を始めることにした。

面白いのは4人の内、仮採用した子だけが歌の経験も、自信もなく、ただ社長に言われて

連れて来られた、というのだから、世の中オモシロイね。

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そして、今日クラウンレコードの「瀬口侑希」クン(女性です)の歌ロクオンをして来た。

前にも書いたけど、曲目は故・黒木憲のミリオンセラー『霧にむせぶ夜』

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男性歌手のヒット曲を女性歌手が歌うという企画が「どうなるのか?」

チョットだけ不安を感じながらスタジオに入ったのだが、結果は成功だったヨ(笑)

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録音の途中いろんな歌い方を指導している内に、彼女の目が段々赤くなって、

遂に涙がこぼれてきた。

ボクはびっくりして、「ボクは怒ってないんだけど、怖いの?」と聞いてみた。

「違います。どうしてだろう?」という返事。

スタッフも「いやー。彼女がスタジオで泣くのは初めてです。」というばかり・・・。

もしかしたら、思うように歌えない自分が腹立たしかったのか?

それとも、遂に歌の中に入り込んでいって感動したのか?

 

・・・とにかく、結果としてはその涙の後(あと)の録音がとても良くて「OK」をした。

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  ♪    ♪    ♪    ♪    ♪

今日は話が長くなったので、「ちあきなおみ物語」は延期させて下さいね。

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2007年9月10日 (月)

「ちあきなおみ」ベストコレクション

昨日、9月9日の産経新聞に「ちあきなおみ」ベストコレクションの全面広告がでていた。

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第1巻にはボクの作品が9曲入ってるらしい。

彼女はデビュー前から1年半近くボクの所で特訓をしたので、レコード発売を果たしてからはボクの曲を立て続けに歌わせた

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だからボクの手元には未発売の曲が何曲か残ってるので、これはボクだけの「宝物」かもしれないね。

…という事で、デビュー前からレコード発売、やがてヒット曲を出してスター街道を歩き出す頃までの話を、少しずつ書いて、読んで貰おうかなと思ってます。

ボクがマネージャーと喧嘩をして曲を書かなくなった経緯(イキサツ)まで書いちゃおうかな?

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2007年9月 9日 (日)

『誰なの?』

最近始まった【KDDIの携帯】auのコマーシャルで、「誰でも割」の女性篇、見ました?

「仲間由紀恵です…」という声がするんだけど、テレビ画面には「別の女性が写ってる」…あのCMですよ。
「あれ誰?」で始まって、auの携帯は“誰でも割“の説明があって、その後もう一度男性の声で「だから誰なの?」っていうアレです。

  ♪    ♪    ♪    ♪    ♪

実はその『誰?』は我が学院のホープ「曽根由希江(ゆっち)」なのであります。(ちなみに所属のプロダクションは仲間由紀恵さんと同じ「プロダクション・尾木」です。)

まだ見たことのない人は、テレビ画面の中のテレビだから、よく注意して見てね。

その内、歌のCDも出すので、その時は応援してね。
ヨロシク!

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