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2007年10月22日 (月)

『ちあきなおみ物語26』

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『ちあきなおみ物語26』~怒鳴られて勉強~

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「お参りの人波」を縫って階段を登るボクと「ちあきなおみ」

「伊東ゆかり」「黒木憲」を防府天満宮に連れて行った直後の「大ヒット」。

この「ダブルのゲン」を、どうしても「ちあきなおみ」にも担(かつ)がせたかった。

前の二人の、「お参りキャンペーン」を協力して呉れた友人達に、又々三度目まで手伝わせるのは、とても気が引けたんだけど、彼らはむしろ喜んで引き受けて呉れたんです。

本当に素晴らしい友人を持ったと思いますね。

           ♪   ♪   ♪

…ところが、先に着いたボクと友人達が待っている、JRの「防府駅」に、肝心の「ちあきなおみ」が来ないじゃありませんか!

心配しているボク達の所へ、東京のマネージャーから連絡が入って判ったのは、「羽田からの飛行機に乗り遅れたらしい」という事。

           ♪   ♪   ♪

一便遅れた飛行機と列車を乗り継いで辿り着いた彼女は、「遅れた申し訳なさ」と「見知らぬ町の、ひとり旅」の不安で、真っ青な顔をしてボクの前に現れた。

「済みません。遅れてしまって…」と謝る彼女に、ボクが答える暇もなく、友人の一人が、「お前は何を考えちょるのか!」…と、一喝!。

「デビュー間もない新人が遅れるとは何ごとか!」という説教だった。

全ての準備をボランティアで、やって呉れてる彼に対して、ボクは何にも言えなかったし、彼女もただ青い顔して謝るしかなかった。

           *   *   *

後で冷静に考えてみると、おそらく彼は、ボクが「ちあき」を怒鳴って、後々、シコリが残るのを防いで呉れたのではないかと思う。

一喝して気が済んだのか、「さぁ、本人も着いたし、お参りに行こうか…」と、スタスタと歩き始めた。

何にも無かったような彼の態度で、救われたような気持ちになったのか、彼女もホッとしたような明るい表情になった。

おそらく、この時の「遅刻」と、「お説教」は彼女にとっても忘れられない事件なのではないだろうか。

1
拝殿前で手を合わせて「ヒット祈願」をする二人。

3
参道沿いのお宅の二階から「裸坊祭」の様子を見る「ちあき」。
その左横にボクの母のうしろ姿がチラッと見える。

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