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2007年9月17日 (月)

『ちあきなおみ物語5』

この前オーディションに来て仮採用した「ひとみ」君を自宅に呼んで、レッスンを付けてみた。

歌は「カラオケに行ったことがある」程度で、レッスンは初めてだそうだけど、それにしては随分「呑み込みが早い」。

スポーツに先天的な運動神経があるように、歌にも似たものか有るんだね

…では、昨日の続きにいきます。

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Photo
『ちあきなおみ物語5』

こうしてボクは坂田部長との約束どおり、「瀬川三恵子」くん(後の“ちあきなおみ”)の「ギンギンのコブシを取る」事に成功し、彼女自身もジャズやポップスの表現を身につけて呉れたんだよ。

           *   *   *

ボクはコロムビアレコードに電話して
「坂田さん、大変遅くなりましたが、三恵子ちゃん頑張って呉れました。もう何時でもデビュー出来る状態ですよ!」と報告した。

すると、「そうですか。それはそれは、ご苦労さまでした。じゃあ早速デビューの準備をしましょう」という返事。

別に「コブシが取れた歌」を聴きに来るでもなく「じゃあ、デビューの準備」だって…。

瀬川本人とボクの、「1年半かかった奮闘ぶり」にしては「えらく簡単」に話が決まったもんだ。

           *   *   *

それから1週間後、坂田さんは
「先生、早速、作曲にかかって下さい! 彼がディレクターです。」…と、連れて来た木村という社員をボクに紹介した。

「なんと、やることが早いんだろう」。
驚いたボクだが、そういえば坂田さんはゴルフのプレーも物凄く早い!

打ったと思ったら早足でボールの所に行き、クラブのスイングも「イチ!カーン!」打ったら、即、スタスタ。
(普通の人は、ゆっくりボールに近づいて、2、3度素振りをやった後、イチ、ニーノー、サーン!カチーン!」なんだけど…)

           *   *   *

この、「せっかち」オット失礼!「スピーディー」な決定で、ボクは大慌てで「作品作り」にかゝるワケであります。

〜続く〜

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