「ちあきなおみ物語3」
今日は学院のレッスン日。
12:30から"Lisa"、2番目は「入山アキ子」。(二人とも、このブログではおなじみの名前だね)
レッスンの間に「飛び入り」で20才の女の子がオーディションを受けに来た
ボクのホームページの「急募!!女性歌手緊急オーディション」を見て履歴書と本人歌唱のCDを持って来たというので、急拠、面接しちゃった。
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こゝ数日、ホームページの「急募!!」をみて、応募して呉れる人が多いけど、すぐにデビュー出来そうな逸材は、なかなか居ないもんだね。
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~ちあきなおみ物語 3~
瀬川三恵子(後の「ちあきなおみ」)のレッスンは次の週から始まった。
ボクは彼女の「天性」を壊さないよう注意しながら、猛烈な発声練習を繰り返した。
彼女の力強い発声とバイブレーションは、ある一面では武器ではあったんだけど、ボクは敢えて「ハスキー」なストレート・ボイスを教え込んだ。
「ジュリーロンドン」(1950~60年代にアメリカで活躍したハスキーボイスのジャズシンガー)の歌を聴かせて、「こういう歌い方を憶えようよ。英語の意味は判らなくても、心に沁みるだろう?」と言うと、「はい!いゝですね。頑張ります…。」相変わらず、ポツポツと小さな声で答えて来る。
あくまでも「オトナシイ」。控えめな、そしてペースを崩さない「瀬川三恵子」くんであった。
ジュリー・ロンドンの他に具体的なレッスン曲は西田佐知子が歌った「アカシヤの雨が止むとき」「東京ブルース」「女の意地」などで、どれも典型的なストレートボイスで歌ったもの。
* * *
その他に、ボクが最も厳しく約束させた事は「これから一年間、絶対に演歌を歌わないこと!」であった。
- 続く -
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